脳神経内科・内科・循環器内科・放射線科

下肢静脈瘤


下肢静脈瘤はどうしてできるの?

下肢の静脈(血液が足から体に戻る血管)には、重力に逆らって血液を体に戻すための逆流防止弁が存在します。多くの静脈瘤は、表在静脈(とくに大伏在静脈や小伏在静脈)の弁が壊れて発生します。弁が正常に働かないと、血液は逆流して足の下の方に溜まり、その結果、静脈は拡張し静脈瘤ができてきます。

この弁が壊れてくる原因として

1) 下肢の筋肉が衰えている
2) 呼吸が浅いため、胸腔内の陰圧状態が不十分である
3) 腹腔内圧が上昇している
4) 血液粘度が濃い(いわゆるドロドロ血)

5) 長時間の逆流負荷(立ちっぱなし)や過度な運動により逆流防止弁が壊れる

その他にも、肥満・背が高いといった体型、遺伝なども影響しています。また、女性ホルモンの影響で血管硬度が柔らかく、瘤ができやすい状態にある妊娠・出産も原因になります。
深部静脈に血栓ができた場合、静脈内圧の上昇のため静脈瘤ができる場合もありますが、この場合には血栓を溶かす治療が主体となり、レーザー治療の適応ではありません。

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