症状
■外見上の問題
血管が浮き出て気持ちが悪い、スカートがはけないなどの外見上の問題があります。
■だるい、重い、疲れる、ほてる
静脈瘤は、うっ血による静脈圧の上昇によって発生しますが、このうっ血(血液がよどんで 溜まること)により、これらの症状が作られます。
■痛い
血液のうったいが進み、だるさ・重さがさらに進むと痛みとして感じることがあります。
■つる(こむら返り)
歩行時もしくは就寝中にこむら返りを起こすことがあります。血液循環が悪い証と言えます。
■はれ、むくみ(浮腫)
静脈圧が高くなってしまったために、血管内から水分が外へ染み出ることにより起きます。
■かゆみ
湿疹に伴うことも伴わないこともありますが、かゆみも静脈瘤の代表的な症状の一つです。
■皮膚炎、湿疹
足首の周囲や静脈瘤の周囲に起きやすく、皮膚や皮下組織の栄養障害が進むと、皮下組織が繊維性変化を起こし硬くなります。
■色素沈着、潰瘍
皮膚が弱く、静脈が拡張しているために何らかの刺激で皮膚、皮下に容易に出血をきたします。 血液の成分の中に含まれる色素が組織の中に 沈着することがあります。 また、皮膚が弱いために、傷ができやすく容易に潰瘍化します。皮膚の血液循環が悪いために、潰瘍は極めて治りにくく放置すると徐々に 増大していきます。