脳神経内科・内科・循環器内科・放射線科

もの忘れ外来

もの忘れと認知症はどう違うの?

もの忘れと認知症はどう違うの?

中高年になると「もの忘れ」をするようになります。たとえば、友人の名前を思い出せない、昨日食べたものを覚えていない、しばらくしてから思い出した。こうした「もの忘れ」はいわゆる「度忘れ」で、年齢相応の「もの忘れ」です。日常生活・社会生活に支障はありません。
しかし、認知症では昨日友達と会って食事をしたことを忘れて思い出せないといった、出来事(エピソード)自体を忘れてしまう「もの忘れ」が起こります。このように出来事を忘れてしまうような「もの忘れ」が頻回にあると日常生活・社会生活に支障が出てきます。
ものごとを記憶する、判断する、順序立てて行うなどの脳の機能を認知機能といいます。認知症は、単なるもの忘れではなく、認知機能が低下したために、日常生活・社会生活に支障があるようになった状態を指します。

軽度認知障害について

認知機能が正常な人が突然認知症になってしまうことは少なく、多くの場合、数ヶ月~年単位で徐々に認知機能が低下していって認知症になります。認知機能が正常とはいえない、しかし認知症ともいえないグレイゾーンの状態を「軽度認知障害」といいます。すなわち、軽度認知障害は、正常と認知症の中間的な状態で、もの忘れが強いが日常生活には支障がない状態を指します。「軽度認知障害」の人は認知症の予備軍で日本に400~500万程度いると考えられ、毎年そのうち約10%が認知症に移行すると考えられています。数年後には半数が認知症になります。現在は、この軽度認知障害の段階で発見して、対応・治療方針を立てることが重要なポイントになっています。 認知症に移行しないように手を尽くすことが必要です。認知症の危険因子となる生活習慣病の治療や生活習慣改善を指導し、認知症予防を指導します。日頃の運動習慣や知的活動をしている方は認知症になりにくいと言われています。
もの忘れ外来は認知症の診断治療と同時に軽度認知障害の有無を調べ、対策を立てるために重要なものです。

幻が見えるというのですが?

もの忘れがないのに幻が見えるということもレビー小体型認知症ではよく起こります。幻覚を抑える強い薬を飲むと過鎮静になり、動けなくなったり、元気がなくなります。レビー小体型認知症に慣れている認知症専門医に相談することをおすすめします。

治る認知症もあるのですか?

甲状腺機能低下症、ビタミンB1,B12、葉酸低下症は薬剤で改善します。
正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫は簡単な手術で良くなります。これらは早期に診断することが重要で、放置していると治らなくなることもあります。

診療案内

診療時間
【午前】9:00~12:00
【午後】15:00~19:00

*受付時間 午前8:45~11:30 / 午後14:45~18:30

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